【2023年版】青島ビール博物館の見学方法~世界に1つ!オリジナルラベル瓶ビールの作り方
青島ビールといえば、日本人にはなじみ深い中国産のビールではないでしょうか。
今回は、青島ビール工場の見学方法についてお伝えします!
わたくし、そらあやが実際に行った体験をもとに、賞味期限7日の作りたて生ビールの飲み方から、世界に1つ!オリジナルラベル瓶ビールの作り方までご紹介します。
概要
青島は1890年代より、ドイツ領の時期がありました。その時に作られたのが青島ビールです。
ドイツ本国のビール法に基づき、麦芽、ホップ、麦、酵母のみを原料としています。
また日本統治下ではサッポロビールの前身である『大日本麦酒』が買収、経営を引き継いでいます。
現在では世界100か国以上の国で親しまれている、中国を代表するビールです。
こちらの青島ビール博物館では、ビールを作っていた昔の工場と、現在も稼働している工場が見学できます。
場所
青島ビール工場は、青島の観光地が集まったエリアにあります。
地下鉄1号線、2号線の台東駅(台东站)A出口から徒歩10分程です。
人混みと共に、入口のような場所が見えてきますが、そこは出口です!
出口を横目に200mほど進んでください。
入口の写真を撮り忘れてしましました…。
入口には「青岛啤酒博物馆」という文字が書かれた校門のような門があり、スタッフの方が立っています。
開館時間
開館時間は時期によって違うので、お気を付けください。
連休や祝日にはかなり混雑するので午前中にいくことをおすすめします。
私は学校の夏休み期間のお昼過ぎに行ったところ、大混雑!!展示品がなかなか見えませんでした。
所要時間
所要時間は2時間あると展示や工場をゆっくり回れます。
最後にお土産売り場や飲食エリアがあるので、そちらも楽しみたい場合は3時間程見ておいた方が良いかと思います。
チケット買い方
チケットの種類
博物館の見学チケットは、数種類あります。ガイドツアー付き、お土産付き、飲み比べセット付きなどなど。
すべてのチケットには共通して、
- 「入館料」
- 「作りたて生ビール(0.15L)」
- 「生ビール(0.15L)」
- 「おつまみ(ビール豆)」
が付きます。
なかでも私のおすすめは、
- 【飲み比べセット付(多品种品鉴套票)】
- 【オリジナルラベル瓶ビール付(定制啤酒套票)】
です!
その場で写真を送り、オリジナルラベル瓶ビールが作れます。
こちらは愛犬ちゃん、愛猫ちゃんの写真ですね。
作り方や飲む場所については、後ほどご紹介します。
おすすめチケットの詳細はこのようになっています。
オリジナルラベル瓶ビールですが、チケット購入時に選ばなくても博物館内で作ることができます。その場合、1瓶35元でした。
このチケットにつくビール、昔は30分飲み放題だったり、グラスも300mlくらいあったようですが…いまは0.15mlが1杯。ありがたく、美味しくいただきました。
チケットの買い方
wechatミニアプリ「青岛啤酒博物馆」で日時指定チケットを事前に購入していくことをお勧めします!
当日現地に行き、チケットを買うことも可能ですが、かなり並んでいました…。
ちなみに、身分証を持つ中国人だと他のアプリからも購入できるようですが、外国人はパスポート情報を入力しなければならず、それが可能なのはwechatミニアプリのみでした。(2023年8月現在)
支払いが完了後、QRコードが出てくればOK!QRコードが入館チケットになります。
入館する際に、QRコードを入口のスタッフさんに見せてください。
博物館概要
建物はA区、B区、C区に分かれています。1つのチケットでA,B,C区すべてに入れます。
A区では歴史的な紹介、B区では昔の工場の跡地を利用しビールの製造方法について紹介、C区では現在も稼働している工場の様子を見学できます。
A~C区を見学後、お土産売り場と飲食コーナー(レストラン)があります。
ちなみに、生ビールをもらえる場所はB区の後半と飲食コーナーです。
A区:青島ビールの歴史
入口の建物を抜け、中庭に出てから、ビールのモニュメントの噴水の横を通り過ぎた場所がA区です。
素敵な建物の中には、様々な展示品があるのですが…人!人!ガイドツアー!人!!で、なかなかゆっくり見学ができませんでした。。。
B区:ビールの成り立ちと試飲
「地球の歩き方 中国」の表紙にもなっている、こちらがB区(B館)。
B区入場時、入館チケットのQRコードを見せるのですがその際に、チケットの種類に合わせたリストバンドを渡されます。このリストバンドは飲み比べセットやオリジナル瓶ビールを作る際の引換券になるので、忘れずに受け取ってください。
B区は昔の工場内を博物館にしてあるため、ビール生産の際に使われていた器具の展示と共に、ビールの作り方を紹介しています。
賞味期限7日!無濾過生ビール
お待ちかねの!!!生ビールはB館後半にあります。
ルートに従って進んでいくと、突如人だかりが表れ、バーのような場所に出ました。
バーカウンターの前にグラスが並んでいるので、そちらからもらってください。
このビールは全ての入館チケットについているので、引換券は不要です。
ここで飲めるビールは「原浆(yuán jiāng)」といい、無濾過のため賞味期限が7日だそうです。そのため輸送も難しく、青島やその近辺でしか飲めないです。
お味は…みなさま飲んでみてのお楽しみ!にしたいと思いますが、日本ビール検定取得した私としては、大大大満足でした。
原浆ビールは街中の飲食店でも飲めるので、ぜひ青島でしか飲めないビールをお楽しみください!
C区:生産ライン見学
C区では、現在も稼働しているライン工場を見学できます。
ただ、私は日曜日に行ったので機械は動いていませんでした。
工場が動いている様子も見学したい場合は、平日がよいかもしれません。
お土産売り場
全ての見学を終えると、お土産売り場に繋がります。
そこそこ広く、グッズの種類も豊富でした。
お土産紹介
お土産の種類、結構たくさんの種類がありました!
その中でも、個人的に気になった物やおすすめの物をご紹介します。
ビール博物館に来たからには…お土産は「ビール」に決まり!
気になるのはやはり、「ビール」ですよね!
お恥ずかしながら私、中国に来るまで青島ビールは一種類しか知りませんでした。
しかし、黒ビール、白ビール、IPA、純生などなど実は種類がたくさんありました!
お土産コーナーには見慣れた青島ビールだけでなく、様々な種類のビールやスペシャルな柄のビール等たくさんありました。
ビールと一緒に「おつまみ」も大事ですよね
ビールにぴったりのおつまみが「ビール豆(啤酒豆)」。
ピーナッツに味がついており、絶妙な味の濃さでビールが進みます。笑
ビール豆には4種類、「はちみつ味」「わさび味」「唐辛子味」「ノーマル(塩)味」ありました。
私は「はちみつ味」甘じょっぱくて好きでした。個包装と箱入りとあるので、お好みの量を購入できます。
あと珍しいなと思ったのが、「麦茶」。
恐らく、ビールを製造するものと同じ麦を使っているのかなと考えたのですが、確認できていません。お茶文化のある中国では、意外と麦茶の茶葉は売っていない印象なので、中国にお住まいの方へのお土産に喜ばれるかもしれないですね。
博物館オリジナルグッズ多数!「ビールジョッキ」「マグカップ」「衣料品」「マグネット」
博物館オリジナルでお洒落なデザインのグッズも多数ありました。
「ビールジョッキ」「マグカップ」「キャップ」「Tシャツ」「トートバック」などなど。ご自宅で使用すれば、旅の思い出が蘇りますね。
ちょっとかわったお土産には「コスメ」
ホップの香りのする「ハンドクリーム」「石鹸」「顔パック」がありました!効能はどうなんでしょうか?もし購入して使った方いらっしゃったら、ぜひご感想を教えてください。
飲食コーナー
お土産売り場を過ぎ、階段を降りると飲食コーナーに出ます。
階段降りて目の前のバーカウンターで生ビール(×原浆ビール)をもらえます。
すべてのチケットの方がもらえるので、こちらも忘れずに受け取ってくださいね。
同じバーカウンターで、飲み比べセットのビールももらえるので、リストバンドと引き換えて受け取ってください。
個人的には、やっぱり原浆が一番美味しかったです…!
青島ビールの特徴だと思うのですが、少し薄い味の中に華やかさがあるように感じます。黒ビールやIPAも華やかで飲みやすかったです。
こんな小さいグラスじゃ足りないよー!
ビールと一緒に、なにか食べたいよー!
とお思いの方、安心してください。あります!
カウンターでジョッキビールとお食事の販売あります。私はビールといえばヴルスト!ですが、ちゃんとありました。ほかにも羊肉や焼き小籠包があるのが中国らしいですね。
オリジナルラベル瓶ビールの作り方
流れとしては以下のようになります。
- カウンターに行く
- スタッフにオリジナルラベル瓶ビールを作りたいという
- 青島ビール博物館wechatのQRコードをスキャンする
- 追加したアカウントに、ラベルにしたい写真を送る
- 10~15分待ち、再びカウンターに取りに行く
- GET!!
制作も受け取りも同じカウンターです。
もし迷ったら、スタッフの方に聞いてください。
我が家のオリジナルラベルはこんな感じです。
前日に青島ビール祭りに行ったので、そちらで撮った写真を使いました。
旅の記念になりました♪
オリジナルラベルを作るときの注意点と工夫
作成する際に気を付けたことをお伝えします!
事前に写真を決めておく
写真を選ぶのって、結構時間かかりますよね。旅行時間は限られているので、事前に決めておくとよいかと思います!
被写体は大きいものを選ぶ
ラベルにすると、結構小さくなってしまいます。大きく映っているものを選ぶと、わかりやすくオリジナル感が出ると思います。
写真加工は事前にしちゃいましょう
おめめ大きく!お肌綺麗に!の魔法をかけてない・・・・いや、ちょっと魔法かけました。笑
それではなく、(それもいいのですが)、画像はなるべく明るくした方が綺麗にラベルになります。
青島滞在中の写真を使う
ここは個人的な考えなのですが、青島滞在中の写真だと、思い出がダブルになってよかったなと思いました。
我が家は青島ビール博物館の前日に、青島ビール祭りに行ったので、そちらで撮った写真を使いました。
以上、青島ビール博物館についてお伝えしました。
ご参考にしていただけると嬉しいです。ぜひぜひ中国青島でしか体験できない、青島ビール博物館をお楽しみください。ここにくれば、青島ビールがもっともっと美味しくなりますよ♪
HAVE A NICE TRIP!そらあや
格安で真珠のアクセサリーをオーダーメイド!上海パール城
アジアといえば、格安でオーダーメイドアイテムが作れる楽しみがありますが、こちら上海も例外ではありません。
淡水パールでアクセサリーが作れると、
中国に住む日本人女性から大人気の「パール城」
わたくし、そらあやも実際にこちらに行ってアクセサリーを作ったので、
その体験をもとにご紹介します。
パール城とは?
正式名称は「虹橋国際珍珠城」という、大型市場です。
真珠のアクセサリーのお店が多く入っており、日本人からは「パール城」と呼ばれています。
3階建てのショッピングビルです。
1階:少し高級そうな真珠アクセサリーショップとオーダーメイド服のお店
2階:真珠アクセサリーショップ
3階:中国雑貨、中国らしいおみやげ(衣類多め)
コロナ前は、中国らしいかわいらしい雑貨や、アレレ?なお土産ショップも多かったようですが、2023年現在はほとんどありません。
トイレは各階にあります。
トイレットペーパーがないので、ご利用の際はお忘れなく…!
場所
地下鉄10号線「龙溪路(Lóng xī lù)」から徒歩15分弱。
バス71号線「虹梅路(Hóng méi lù)」から徒歩1分です。
延安中路の大通りの目の前にあります。
「パール城」ではなにができるの?
パール城と言ったら、やはりオーダーメイドのアクセサリー作りです!
好きな真珠やパーツを選んで、
ネックレス、ピアス、イヤリング、ブレスレット、指輪など、
自分の好きなデザインとお店の在庫状況次第で、何でも作れます。
デザインが決まれば、その場ですぐに作っていただけるお店が多いです。
価格は材料やお店によって違いますが、
日本人好みのピアスは約50~80元(1000~1600円)、
ネックレスは平均200元(4000円)の印象でした。
ポイント
作りたいと思うデザインは、事前にある程度決めておく
オーダーメイドというと、もう、いくらでもなんでもできちゃいます!
さらに、悩んでいると、楽しすぎて、時間がどんどん流れていきます…。
雑誌やInstagram、Pinterestで好きなデザインの写真をまとめておき、店員さんに見せてください。
全く同じものを作るのは難しいかもしれませんが、
店員さんができる限り近いデザインを提案してくださいます。
具体的にデザインが決まってなくても、
使うシチュエーションや「(自分の)この服に合うアクセサリー」とイメージ
しておくと、お買い物がスムーズになります。
日本人や外国人相手が慣れてるお店を選ぶ
できれば、日本人や外国人相手が慣れてるお店を選びましょう。
理由は2つあります。
- 言語の問題
店員さんと中国語での会話や筆談でも、それはそれで楽しいのですが、
ニュアンスを伝えるのが結構難しい…。
英語や日本語が話せる店員さんがいるお店もあるので、
そちらのほうがお互い勘違いやストレスが減り楽しい時間になるかもしれないです。
- 日本人の好みを知っている
一般的に多くの中国人は、華やかなデザインを好みますが、日本人はさりげないデザインが好きな方が多いですよね。
私たちがキュンとくるデザインをお勧めしてもらえる場合があるので、日本人を相手にするのが得意なお店を選ぶと、お買い物がはかどっちゃいます。笑
おすすめのお店
「リンダさん」のお店
上海駐在員の妻に大人気のお店が「リンダさん」のお店。
英語と日本語ができ、優しく、お手頃価格で素敵な真珠アクセサリーが作れるので通う方が続出しています。
行き方
リンダさん、いつ行っても通りすがりの人に笑っていらっしゃるので、目が合います!笑
「リンダさんですか?」と日本語で聞いて大丈夫です。
リンダさんのお店、接客もデザインも日本人女子の心をしっかりわかっていらっしゃいます。
ついつい、予定よりも多く作っちゃうんですよね…♡
パール城内にはとてもたくさんのお店があります。
他の複数のお店でもお買い物をしたことがある日本人はたくさんいます。
ぜひ、ご自身のフィーリングが合ったお店で、楽しくお買い物をしてくださいね。
情報まとめ
虹橋国際珍珠城(パール城)
場所:上海市虹梅路3721号
料金:ビルに入るのは無料
所要時間:30~2時間
営業時間:10:00-20:30
休業日:年中無休
備考:営業は店舗によって違うので、行くお店が決まっている場合は必ず連絡して聞いてみてください。
(個人的には、平日13:00~16:00頃が昼食後、早上がりする前なので確実に開いているお店が多い印象です。)
中医学?漢方が生活の一部になったお話
上海に住み、様々な異文化体験をしているのですが、中でも私の人生の役に立ったなーと思うのが漢方です。
日本人にとって漢方は、馴染みがあるような、ないような…という感覚だと思います。実際に私も漢方は
「風邪ひき始めたかも!!葛根湯!」
「漢方、なんか苦そう」
というイメージでした。
せっかく中国にいるし、なにか中国でしか体験できないことを探していた時に挑戦したものの1つが漢方でした。
もう少し詳しくいうと、中医学の病院に定期的に通うようになりました。
中医学とは、西洋医学とは異なる視点とアプローチを持っており、病気の予防や健康維持に重点を置いています。表情や心拍、舌などから診察し、漢方や針、推拿(マッサージ)などで治療します。医学部と同じように大学で勉強し、試験を受け、国家資格を取得するそうです!
街の病院にも「内科、歯科、小児科、婦人科、中医」と並び、たくさんあるんですよ!
2週間に1回ほど、中医に通い、処方された漢方を1日2回毎日飲みます。正直、おいしくない!!!でも飲み続けた結果、体質が変わっていくのを実感しています。
まず、お肌の調子が良い!曲がり角を曲がり切ったお年頃でも、肌に水分が戻ってきたのを感じます。嬉しい。
そして、なんだか身体がすっきりしている気がする!うそっぽいんですが、、、ほんとなんです。
漢方生活をはじめてから半年ほど経つのですが、実は中断した時期がありました。
「ほんとに効いてるのかなぁ…」と思って飲むのをやめたら、、、なんだか身体がまた重たくなってきた感じ。。。でも漢方の影響かもわからないし。。。
ちょっとまた通うのめんどくさいなぁなーんて思いながら、悪化した腰痛の診察のため再診。そして中医の先生に処方していただいた漢方再開。その結果…元気もりもり!!!笑
いまや漢方がなくてはならない日常になりました。日本に本帰国したら、漢方探しに困るんだろうなぁ。